どうして数学を勉強しなくちゃいけないの? (2012/03/21) 第4回
生徒たちから、何度もこの質問を受けます。
どうせ、数学なんてやったって人生に何の役にも立たない。立派に生きていける。
子どもたちは、何とか面倒な事から逃げる口実を、探そうとします。
私は 「学ぶ」 ということで、人生に役に立たないものなんてない、と思っています。
まだ 「学んでいない」 段階で、これから 「学ぶ」 ことが、人生で必要か必要でないかは分かるはずがないのです。
何十年も経って、あぁ勉強しておいてよかったな、と分かることもあります。
数学だけでなく、音楽、文学、経済学、化学、お笑い、ロック、その他、なに1つ 「学んで」 無駄なものはないのです。
その1つ1つは、その子の人生を味わい深くしてくれるだけでなく、何か人生の中で困難にぶつかった時、
自分で人生を切り開くことが出来る ちから になってくれるはずです。